背骨は本来、横から見るとS字カーブを描いています。

しかし、長い時間の座り仕事や、家事などで身体は疲労すると姿勢も悪くなり、身体はどんどんバランスを崩していきます。

そのような状態で生活をしていると腰や骨盤に負荷が掛かり続け、腰の筋肉や神経、椎間板などに負担がかかります。
その状態でいると、足に痺れが出るような坐骨神経痛やギックリ腰など症状はどんどん悪化していくのです。

長い時間の座り仕事や、交通機関が発達し歩くことが少なくなってしまった現代社会では綺麗な姿勢で生活する事は困難になってきています。
腰に負担をかけさせないようにするにはまず、この腰の筋肉のバランスを整える為に身体のバランスを整える事が重要になります。

腰を支えるにあたって重要な筋肉である、背骨の両側にある脊柱起立筋。腰の奥の方にある腰方形筋。おなか側にある腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腸腰筋などは重なるように骨盤や太ももの骨にくっ付いています。

この筋肉達は、身体の動きに合わせて同時に緊張したりゆるんだりを繰り返してバランスを取っています。

仕事や家事などの疲れで身体のバランスが崩れると姿勢が悪くなり、全身の筋肉が緊張します。
その中でも腰痛の人は腰回りの筋肉が特に緊張し痛みを発生させています。

バランスがいい状態で姿勢も良い状態で保てていれば、腰の筋肉が極端に緊張したりしてしまう事はほとんどないのです。
私たちが施術を行う目的は、はあくまで根本解決です。

だからまず、全身のゆがみをとって身体のバランスを整えてから根本原因を探し出すということを行っているのです。